複合疾患・複数疾患についての文献探索

こんにちは,とどです。

僕はこのブログのタイトルにもあるとおり,うつ病と糖尿病を患っているわけですが,こういう複数疾患ないし複合疾患について医学分野でどういう風に検討されているのかを調べてみました。

  • 基本的に治療ガイドラインは単一疾患に対するエビデンスの蓄積であり,複合疾患に対するエビデンスの蓄積は進められていない。
  • 複合疾患になりやすい疾患として,うつ病などのメンタルヘルスの問題,糖尿病,高血圧などの生活習慣病系統(代謝性疾患,心血管疾患),筋骨格系障害(骨粗鬆症や腰痛など)が挙げられる。
  • 医師の世界は専門分化が進んでいるので,自分の専門ではない分野については他の専門医にお任せすることが多い。
  • 複合疾患への対応をせまられる当事者として,プライマリ・ケア医が対応するパターン,入院患者の場合は専門性の高い看護師が対応するパターンが挙げられる。
  • 患者当事者の立場に立った日本語の文献は少ない。仲村直子(2013)「2病院に通院する複合疾患患者の心不全のコントロールと生活調整」『看護研究』46(2),163-168は事例研究によって患者のかかえる葛藤に踏み込んだ上での複合疾患の優先順位の調整を看護師によって行れた事例として参考になった。

英語文献にまで踏み込めば

https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/1742395317731607?journalCode=chia

などもあるようですが入手できていないので未読です。

とりあえず入手した物として,上述の仲村(2013)の他に以下の3つの文献をざっと読みました。

  • 伊藤弘人(2016)「身体疾患を持った精神疾患患者は最終的に何科で診るべきか―複合疾患管理入門―」『精神保健研究』62:91-96。
  • 『総合診療』(2015)「外来で「複数の疾患」を持つ患者を診る マルチモビディティの時代のプライマリ・ケア」2015年12月号。
  • 山勢博彰・山勢善江(2017)『複数疾患をもつ患者の”実践”看護過程』学研メディカル秀潤社。

僕の優先順位の付け方については以下の記事で書きました。

鬱と糖尿と仕事のトリレンマ(教育入院その8)
「プロフェッショナル達の働き方のこと(教育入院その7)」の続きです。療養記の目次はこちらから。 「食事療法が第1,運動療法が第2,それらを補助する形で服薬療法がある。」「糖尿病の三大合併症には糖尿病神経障害,糖尿病網膜症,糖尿病腎症がある。」などのことを習い直していくうちに,DVD教材も先生も教えてくれない問題が自分にはあるということを強く自覚するようになった。 仕事をすればストレスが溜ま...

また何か読んだら追記するかもです。まだ詰んでない!

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