メンタルのかかりつけ医は軽症のうちに作っておくべき理由3つ

こんにちは,とどです。

みなさん,突然ですが2つ質問です。
質問1,精神科とか心療内科ってかかったことありますか。ないですか。ハードル,高いですよね。
質問2,なんだかメンタルの調子が不安定だな,とちょっとでも思ったことはありますか。ありますか。

心療内科・精神科にかかったことがないけれども,メンタルにちょっとした問題を抱えたことがある人に,「1回だけ受診」してみることをぜひおすすめしたいです。その理由を3つ述べます。

理由1 メンタルクリニックは大盛況ですぐに初診の予約がすぐにはとれない。診察券を入手しておくべき。

僕はもう通院するようになって長いのですが,メンタルクリニックの待合室で待っていると「初診の予約の電話」に応対する受付のお姉さんの声が聞こえます。

こわいこと言いますよ。「初診までに必要な日数」がだんだん伸びてるんです。開業した当初は割と暇そうなクリニックだったのですが,今は予約できるのが早くて2週間後,間が悪いと3週間後。

メンタルの問題が社会的に認知されて,軽症なうちに受診する人が増えています。それ自体は良いことなのですが,初診の予約のハードルはあがっています。

電話のやりとりを聴いていると「2週間後」をもう待てない状態の人,いるんですよね。いますぐどこかにかかりたくて必死の思いで電話した,でも2週間後と言われて諦めて電話をきる。そういうつらいやりとりがきこえてくるんです。

ちなみに,僕の通っているメンタルクリニック,再診は予約制ではありません。調子が悪いなと思ったら,ふらっとかかることができます。初診の予約の電話で受診を諦めるやりとりを聴く度に,「1度でも通院歴があればよかったのに・・・」と思わざるを得ません。

理由2 初診は家族構成や病歴を話すので大変。健康なうちにかかりつけ医をつくっておくべき。

なぜ初診は予約制という形態があるのか。メンタルのクリニックって,初診の患者さんを受け入れるのは大変なんです。家族構成とか病歴とか仕事の内容とか,メンタルの具合が悪くなったきっかけとか服薬歴とか,いっぱい尋ねることがあります。

受診する人の立場で言えば,問診票を書いて,簡単な心理テストを受けて,その他の書類を書いて,やっと診察を受けて・・・というようなプロセスがあります。再診の人よりも長い時間がかかるので,初診の人の対応だけは予約制ということがあるのです。

理由3 重症になると受診する判断ができなくなるのが精神系疾患の恐ろしいところ。受診のハードルを健康なうちに下げておくべき

最後に,精神系の病気,うつ病に限らず気分障害にはいろいろな種類があるのですが,だいたい感情の起伏がおかしくなるだけじゃなくて,意思決定する脳がやられます。つまり,普通の状態だったら風邪をひいたら「医者にかかろう」とか「救急車呼ぼう」と思えるのに「医者にかかったら○○さんからどう思われるだろうか」とか余計なことを考えるようになります。

今,それ,重要?みたいなことが延々頭の中を巡ります。重要なことと重要でないことの区別がつかなくなります。精神系の病気,治ろうとする判断をできなくさせてくるところに恐ろしさがあるんです。

これは通院が始まってからも大敵で,薬を飲めば良いのだけど薬を飲む判断すらできなくなるのが精神系疾患の辛いところなのです。

「自分の感情はビョウキなのであてにならない」と自分で自分を否定できるようになるという離れ業を達成できるようになるのは,まあ幸か不幸かベテランの精神系患者だけです。ベテランにならないに越したことはないのですが。

だから,正常なうちに1度かかって,経験実績を積んでおくことをおすすめします。意外と普通のお医者さんだな,いろいろ喋るのめんどくさいな,診察券もろたわ,それでいいのです。その診察券,いざという時めっちゃ強いカードです。ぜひ軽症のうちに,歯医者のつもりで1度受診してみてください。

診察券手に入れた?じゃ,ぜんぜん詰んでない!

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