4床室に耐えきれず個室へ(教育入院その6)

1日1600kcal・1日4回体重計測へ(教育入院その5)」の続きです。療養記の目次はこちらから。

入院後1週間ぐらいしたところで,段々と4床室での生活が耐えられなくなってきた。ひとつは,どこにも1人になれる空間が昼間はないこと。夜間だけ個室を借りているものの,昼間は食堂にも人がいるし,電話をしようにもはばかられるので1階のロビーまで降りたりしていた。

もう一つは,まあカーテンで区切られただけの状態なので,他の人の話し声やら,生活音にいちいち気がとられること。それこそ回診の中身なんかもきこえてしまってあまり良い気分ではない(自分の病状がきこえてしまうのは特に気にならないのだが)。基本的に鬱のためにできるだけ1人でいることで外界音をシャットアウトする生活をしてきたので,共同生活は辛かった。まあ,他人の病状を聴いてしまったおかげで,どうもこの病棟が糖尿病の人だけが入院しているわけではないこともわかった。

これがまた困りもので,要は食事制限している人としていない人が同じ居室にいるのである。朝起きた途端にシャクシャクシャクシャク持ち込んだ漬物?を食べている人がいたのが,食事制限している状態の自分には中々堪えた。

いろいろなストレスが溜まってきたので,入院の残り日数を逆算することにした。3週間から4週間の入院と聴かされているので,残り12日~20日ぐらいを見込んでおけばよい。個室の差額ベッド代,1日1万円として大体20数万円もみこんでおけば個室に移れるようだ。安くはない出費ではあるが,日中あれこれに気をとられて何の仕事もできない状況が続くよりは,少しでも書き物を進めようかと思って必要経費として割り切ることにした。

看護師さんが検温に来たときに,「できれば個室に移りたいんですけど・・・」ということを相談してみる。「わかりました。今ちょっと個室が空いていないので,師長さんに相談してみますね」との返事。「(夜僕が借りている部屋は何なのだろう・・・?)」という疑問が生じたものの,結局よくわからず仕舞いだった。2日ほど経ってから,個室に移ることができた。

続き:「プロフェッショナル達の働き方のこと(教育入院その7)

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